電話する スマートフォンメニュー

設計資料

加熱温度早見表

体積・流量とヒーター電力からΔT[℃](温度上昇)を逆算しました。安全(余裕)率α=1.25として計算した数表です。

7 流れない水

ΔT=P×t/(0.2778×c×ρ×V×α)・・・(7)
c=4.18 kJ/(kg・℃) ρ=1kg/L t = 1h(時間)V = L(リットル) 
α=1.25

表7 ヒーター電力と任意の体積による上昇温度T[℃]

電力P
[kW]
加熱する水の体積V [L(リットル)]
10257510014018020050010001500
169289754311
25518141087311
3832821151110421
54634251917732
764483427241053
873553931281164
1092694938 341475
2098776928149
30412114
35482416
50693423
60834128
70964832
855939
1208355
15069
20092

単位は[℃]☆印は100℃以上

8 流れる水

計算式 ΔT=P×t/(0.2778×60×C×d×q×α)・・・(8)
C=4.18 kJ/(kg・K)   d=1 kg/L  流量q = L/min  t=min(分)
α=1.25

表8 ヒ-タ-電力と任意の流量による上昇温度ΔT[℃]

電力
kW
加熱する水の流量q [L/min]
12351015204050100
111642111
22311852211
3341711732211
557291911643111
780402716854221
892463118965221
105738231186321
207746231511652
3069342317973
35804027201084
5057382914116
6069463417147
7080534020168
1209269342714
15086433417
180524121
200574623

単位は[℃]☆印は100℃以上

9 流れない空気

ΔT=P×t/(0.2778×c×ρ×V×α)・・・(9)
c=1.007 kJ/(kg・℃) ρ1.251kg/ m3 t = 1h(時間 流量V = m3(標準状態)
α=1.25

表9 ヒ-タ-電力と体積による上昇温度ΔT[℃]

電力
kW
加熱する空気の体積V m3(標準状態)
10251001502002503004005001000
12299123151198652
245718346302318151195
3274694634272317147
4366916146373023189
545711476574638292311
7160107806453403216
8183122917361463718
102291521149176574623
184112742061651371038241
204573052291831521149146
3045734327422917113769
3540032026720016080
50457381286229114
60457343274137
70400320160
120274
150343
180411

単位は[℃]☆印は100℃以上

10 流れる空気

計算式 ΔT=P×t/(0.2778×60×C×d×q×α)・・・(10)
c=1.007 kJ/(kg・) d=1.251 kg/m3 流量q = m3/min(標準状態)
α=1.25

表10 ヒ-タ-電力と流量による上昇温度ΔT[℃]

電力
kW
加熱する空気の流量q m3/min(標準状態)
12351020304050100
1381913842111
27638251584322
3114573823116432
41527651301585431
519095633819106541
7267133895327139751
830515210261301510861
10381190127763819131081
1834322913769342317142
2038125415276382519153
30381229114573829234
35444267133674433274
50381190956348386
604572291147657468
702671338967539
1204572291521149115
15028619014311419
18034322917113723

単位は[℃]☆印は100℃以上

加熱温度早見表を使って解く例題

例 題 1(流れない水の加熱)
水槽に200Lの水を入れ、10kWのヒーターで1時間加熱した場合の上昇温度(ΔT[℃])は、表7の太字セル「ΔT=34℃」となる。初期温度T=10℃なら、加熱後は44℃となる。
ただし、放熱は考慮していない。
例 題 2(流れる水の加熱)
流量2L/minの水を、5kWのヒーターで加熱する場合。たとえば液体加熱ネジ込みシェル型ヒーター(P38)の出口温度は、表8の太字セル「ΔT=29℃」。入り口温度が20℃なら、出口温度は49℃となる。
ただし、放熱は考慮していない。
例 題 3(流れない空気の加熱)
体積100m3の乾燥室を2kWのヒーターで加温する場合、1時間で上昇する温度は、表9の太字セル「ΔT=46℃」。
初期温度が10℃であれば、加熱後は56℃。
ただし、放熱等は考慮していない。
例 題 4(流れる空気の加熱)
流量10m3/minの流れる空気を50kWのヒーターで加熱する場合。たとえばダクトヒーター(P88、図1グラフ参照)で加熱する場合の上昇温度は表10の太字セル「ΔT=190℃」。
ただし、放熱等は考慮していない。