電話する スマートフォンメニュー

石英ヒーター FQE・HQE型

アイルランド Ceramicx社製遠赤外線石英ヒーター 今までにないコストパフォーマンスです。

製品概要
セラミックス社
アイルランド Ceramicx社製 石英ヒーター

アイルランド Ceramicx社製 石英ヒーターには2種類の標準寸法に分類され、表1に示すとおりヒーター電力の種類があります。

セラミックス社 石英ヒーター FQE型
FQE型:Full Quartz Element
HQE型:Half Quartz Element

石英ヒーターは、ピーク波長1.5~5.6マイクロメートル(μm:セラミックヒーターの3~6μmより短い)中間赤外線を放射し、通電後、すばやく使用温度に到達します。

波長の詳細は放射スペクトルを参照ください

セラミックヒーターと同様の赤外線加熱に用いられますが、特に通電後の立ち上がり時間の短さを生かした急速加熱が必要な処理工程に用いられます。

セラミックス社は、赤外線加熱では豊富な実績と技術力を持つ、アイルランドのヒーターメーカーです。

ページの先頭へ戻る
参考 赤外線放射エネルギーの分布
図1 赤外線放射エネルギーの分布(参考データ)
  • 石英ヒーターのピーク波長:1.5~5.6μm

  • セラミックヒーターのピーク波長: 3~6μm

遠赤外線については、技術資料「遠赤外線・近赤外線について」をご参照ください。

用途
  1. 塗装・樹脂の焼付け、乾燥

  2. 開放された場所での暖房

  3. 塩ビ・アクリル等の予熱・軟化

  4. 食品の脱水

  5. 食品加工(調理用)

ページの先頭へ戻る
仕様
  1. 電源電圧は単相220-240V。200Vで使用するとワット数が約75%になります。

  2. 本体は反射率の高い、アルミコーティングしたスチール製の反射体に組み込んでいます。

  3. 取付は本体のM5ネジを使います。

  4. 外径寸法は2種類を標準化しています。(表1参照)

    • FQE:247×62.5×22mm

    • HQE:124×62.5×22mm

  5. 被加熱物までの距離は100~200mmをおすすめします。

種類

表1 石英ヒーターの型式と電力

型 番 電源 V 容量 W 寸法 mm 表面温度 ℃ 図面 昇温
データ
FQE-200 * 230 200 247×62.5×22
FQE-250 * 250 438
FQE-400 * 400 542
FQE-650 * 650 664
FQE-1000 * 1000 772
HQE-200 * 230 200 124×62.5×22
HQE-250 * 250 593
HQE-400 * 400 720
HQE-500 * 500 772

*印は在庫品

型番説明
石英ヒーター FQE・HQE型
図2 石英ヒーターの形状と寸法
ページの先頭へ戻る
放射スペクトル
各種石英ヒーターの放射スペクトルです。ワット密度が同じヒーターはほぼ同じスペクトルになります。

FQE-250

FQE-400

FQE-650

FQE-1000

特注品

受注後の生産となりますので、詳細仕様・納期については日本ヒーター営業部へお問い合わせください。

  1. 電源電圧、形状など特注で製作することも可能です。標準品に温度センサー(K熱電対)を内蔵する特注品は10個から、それ以外の特注品は50個からの対応となります。

  2. 温度センサー=熱電対:K(CA)内蔵タイプも可能です。

    図3 K熱電対付FQE型
  3. FQE用に反射体を用意しています。
    リフレクター(R.A.S)とプロジェクター(P.A.S.)があります。なお、セラミックヒーター用の反射体とは取り付け方法が異なるため、共用はできませんのでご注意ください。

  4. 1/4サイズのQQE型も製作可能です。

    図4 QQE型 62.5×62.5mm

  5. セラミックヒーターと同じマウント取り付けのピラータイプ、PFQE型・PHQE型も製作可能です。

PFQE (PILLAR FULL QUARTZ ELEMENT):247×62.5mm
PHQE (PILLAR HALF QUARTZ ELEMENT):124×62.5mm

ピラータイプ
図5 PFQE型 247×62.5mm
取付例

取付動画を参照ください。

石英ヒーターは、石英管が水平になるように取り付けてください。
垂直に取り付けると、熱ごもりが生じヒーターが破損する場合があります。

図6 石英ヒーター取付けと搬送方向の注意
搬送方向は、加熱むらを無くすため石英管に垂直方向に横切るよう設定してください。
ページの先頭へ戻る
参考 発熱線の配置
発熱線入り石英管の配置例

セラミックス社の石英ヒーターは、ヒーター電力により発熱線を入れる石英管と発熱線を入れない石英管を配置し、最適な温度分布を得ています。

  1. 250WのHQEと500W以上のFQEでは1,3,5,7が発熱線入り。
  2. 500Wを越えるFQE、250~500WのHQEは1,2,3,5,6,7が発熱線入り。
  3. オプションの熱電対は4に入れます。
図7 石英管の配置図
熱ごもりによる破損を避けるため、ヒーター(石英管)は水平に取り付けてください。
別売品
使用例

※画像をクリックすると拡大します

car_panels_quartz_001 名称 HQE組み込みパネル
用途 車体塗装乾燥
注意
  1. 石英管は壊れ易いので、取扱いには十分注意してください。

  2. 熱ごもりによる破損を避けるため、ヒーター(石英管)は水平に取り付けてください。

  3. 空気加熱ヒーター取扱上の注意をお読みください。

 


カタログPDFダウンロード

当該製品のカタログが下記よりダウンロードできます。


お問い合わせ 必須印は必須項目です。

お急ぎの場合は、必ずお電話(03-3790-3111)にてご確認ください。

御社名
所属部署
ご担当者様名
ご住所 郵便番号
都道府県
市区町村
丁目番地
お電話番号
FAX番号
メールアドレス
メールアドレス
(確認用)
お問い合わせ内容