高温度用バイメタル式サーモスタット T1HC型
設定温度200~400℃の高温度用 自動温度調節器(設定温度固定型)
特 長
作動温度固定のバイメタル式温度調節器です。応答性の高いシンプルな機構により、保守点検の頻度が減って経済的です。 設定温度200~400℃の高温度用 自動温度調節器(設定温度固定型) B接点の自動復帰型です。 B接点:常時ONで、作動温度になると接点が開きます(OFFになります)。 |
用途
加熱を目的とする一般産業用機器、工業用品の安全装置。
ただし、温度過昇防止装置のリセットスイッチなど、安全確認後手動で再起動させる必要がある場合は、手動復帰型の機構・スイッチ(手動復帰型接点 T1HP型)をご使用ください。
このような場合に装置が故障したまま自動復帰すると、火災などの事故になる可能性があり、大変危険です。
注意:
仕様
設定温度:下記温度範囲内の指定値で固定
高温用:200~299±25℃ デファレンシャル10~35℃
超高温用:300~400±25℃ デファレンシャル10~35℃
開閉電源電圧 :100/200V共用
定格電流
高温用:10A(100V)/5A(200V)
超高温用:6A(100V)/3A(200V)
作動方式 :バイメタル式 自己復帰型
接点 :B接点(作動温度で接点が開く)
種類
表1 型 番 表
型番 |
設定可能温度(固定) |
デファレンシャル |
---|---|---|
T1HC-401L |
200~299℃±25℃ |
10~35℃ |
T1HC-401H |
300~400℃±25℃ |
10~35℃ |
★設定温度は固定です。上記温度範囲内でご指定ください。
図1 高温度用バイメタル式サーモスタット T1HC型
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注意
爆発性の雰囲気内では使用できません。接点のスパークで発火・爆発する危険があります。
バイメタル式接点はシンプルな板バネ機構を採用しています。衝撃を加えたり、機構の改造(温度設定用調整ねじの設定を変えるなど)をすることはしないでください。動作不良・誤作動の原因になります。
ゴミやほこりの多い場所では使用できません。接点の接触不良の原因になります。
振動や衝撃の加わる場所では使用できません。
負荷電流は、定格電流内でご使用ください。
配線は、ニッケル線などの耐熱線をご利用ください。
端子用ビスは付属しておりません。
カタログPDFダウンロード
当該製品のカタログが下記よりダウンロードできます。
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お急ぎの場合は、必ずお電話(03-3790-3111)にてご確認ください。